- 甲子化学工業の環境配慮型ヘルメット「HOTAMET」 -
ホタテの水揚げ量で国内トップクラスを誇る北海道猿払村では、加工段階で排出される貝殻が年間4万トンもあり、その有効利用が模索されてきました。この貝殻を再資源化し、環境配慮型ヘルメットを新たに開発したのが大阪府のプラスチックメーカーの甲子化学工業です。外敵から身を守るという役割を一度は終えたホタテの貝殻を、人と地球を守るために生まれ変わらせたこの取り組み。全国各地で生まれるイノベーションは、多様なアイデアや価値観と融合し、新たな潮流を生んでいます。