No.5/2022年6月号

眠る未利用資源が価値を生む

企業活動におけるサステナビリティの重要性が高まる昨今、限りある資源を無駄なく有効利用することは、私たちの責務でもあります。
今回の特集では、製造工程で排出される廃棄物や副産物をアップサイクルする取り組みや耕作放棄地や放置森林、遊休スペースなどを利活用するプロジェクト、まだ機能性が解明されていない生物資源に着目した研究開発など、「未利用資源」の潜在的な可能性を追求し、新たな価値創出に挑む企業をご紹介します。
サーキュラーエコノミー(循環型経済)への転換に注目が集まる今、各社の挑戦は未来への取り組みのヒントになるはずです。

Carbon No.5
Carbon No.5 Cover Story
- 琥珀 -

数千万年から数億年前の樹木の樹脂が化石化した「琥珀」。天然資源として活用されるだけでなく、当時の昆虫や植物が自然に入り込んだものは研究対象でもあり、自然科学への貢献が期待されています。
テクノロジーの進化で地球上のあらゆるものに活路が見出される時代。古くからあるものへの探求心が、私たちの未来をつくる重要なきっかけになるかもしれません。

CONTENTS

#サーキュラーエコノミー #バイオマス #フードテック #アップサイクル #カーボンニュートラル #遊休資産
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